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【毎日かかさず英語でブログ!:2005秋】第8号 2005/10/28
~ ハッピーライフ・イン・バンクーバー ~
1,750部 / vol.23
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望月@バンクーバーです♪

今回は、2ヶ月ほど前にいちど書いてボツにした原稿を加筆修正して配信しま
す。日本で一生懸命働いている人たちに対して、これは顰蹙(ひんしゅく)もの
かなと思ったので、いちどはボツにしたのですが、やはり遠慮せずに使うこと
にしました。

こういう刹那的で享楽的な生き方を「けしからん」と感じる人もいるかと思い
ます。もし不快に思ったら、メルマガ解除して下さい。

 http://www.mag2.com/m/0000158492.htm

題して私の「ハッピーライフ・イン・バンクーバー」
このメルマガのテーマから、かなりはずれているように見えますが、深いとこ
ろで実はつながる話です。

■ハッピーライフの公開

2003年の春から、私はカナダのバンクーバーに住んでいます。
すべての仕事を辞め、貯金がなくなるまでの期間限定と言うことで始めた私の
ハッピーライフ・イン・バンクーバー。
まずはその様子を写真付きで紹介しましょう。

ある平凡な私の一日・・・

朝は、カモメの鳴き声で起こされます。
目覚時計は、無理矢理起こされる感じが不愉快なので使いません。
基本的に午前中は予定を入れないようにしています。何時に起きられるかわか
らないから。

 http://mochi.blogs.com/photos/vancouver/dscf0675.html

バルコニーで海を見ながらコーヒーをすすり、少しずつ目が覚めてきます。
最近はミントティーがお気に入り。
メールと新聞に目を通して、ぼおっと海を眺めていたらもうお昼だ。<オイッ!

 http://mochi.blogs.com/happylife/2005/08/mint_tea.html

昼食は外食ですませることが多いです。
バンクーバーはコスモポリタンな街で、世界中の料理が気軽に楽しめます。
これは、マレーシア料理のミーゴレンとサティ。日本風に言うと野菜の焼きそ
ばと牛肉の串焼き。全部で600円程度。
日本人の女性だったら、2人で食べてちょうど良いくらいのボリュームです。

 http://mochi.blogs.com/happylife/2004/10/mee_goreng.html

バンクーバーの夏は一日が長く、夜の9時過ぎまで明るいので、午後の過ごし
方をよく考える必要があります。

マイ・ヨットがあるので、アパートの前の海でセーリングを楽しんだり、

 http://mochi.blogs.com/photos/vancouver/dscf4088.html

近所の森林公園の中をサイクリングしたり、

 http://mochi.blogs.com/photos/vancouver/dscf2485.html

たまに天気の悪い日はゆったりとしたソファのある喫茶店でお仕事したりして
過ごします。<もっとハタラケ!?

 http://mochi.blogs.com/happylife/2005/06/blenz.html

でも最近はフライトトレーニングが佳境に入ってきたため、かなり忙しいです。

 http://mochi.blogs.com/happylife/2005/08/to_chilliwack_b.html

夕食は、だいたい自炊ですが、ときどき友人の家に呼ばれたり、たまには少し
奮発して、寿司屋で熱燗とオオトロなんてのもありです。
腹一杯の刺身を食べて、お酒を飲んでも5千円以下ですみます。

 http://mochi.blogs.com/happylife/2005/05/ohtoro.html

一日の終わりには、毎日のように、変化に富んだ夕陽が楽しめます。

 http://mochi.blogs.com/photos/vancouver/dscf0843.html

とくにバンクーバーの夏は最高の季節で、1週間くらいの日程でクルージング
に出たり、

 http://mochi.blogs.com/photos/vancouver/dscf0780.html

自分の部屋のバルコニーから花火大会を鑑賞したりできます。

 http://mochi.blogs.com/photos/vancouver/dscf2796.html

いやー、極楽極楽♪
(ほんとは辛いことも少しはあるのですが、書きません)

いかがですか?
ただ単にうらやましがったり、私のことを訳もなく恨むのはやめてくださいね。
もっと、前向きな目で見てください。

■お金のせいにしない

贅沢してるなあ、と思われましたか?
でも、この程度の生活は、日本で普通に暮らせる程度の経済力があれば、少な
くとも金銭的にはわりと簡単に実現できます。

具体的なお金の話をすると、毎月の私の生活費はズバリ20万円未満です。

内訳は・・・

家賃(海辺の12階、1LDK、プール・サウナ・地下駐車場付き)…9万円
光熱費(電気、ケーブルテレビ、インターネット、携帯電話)…2万円
車(保険、ガソリン)…1万5千円
ヨット(保険、係留、メンテナンス、ガソリン)…1万5千円
食費…3万円
その他…3万円

といった感じ。(税金は収入がほとんどないので今は払っていないというか、
既に必要な税金は納税済みです>税務署様)

バンクーバーにしては家賃が高めなので、もっと節約すれば半分くらいの予算
でも何とかやっていけます。実際私のまわりには、月6万円程度でやりくりし
ている人がたくさんいます。
年間100万円ちょっとでふつうに暮らせ、200万円あればかなりリッチに楽しめ
るわけです。

東京で普通のサラリーマン生活をしていたら、なんだかわからないうちに、こ
のくらいのお金は、ぱっと消えてしまいませんか?

ちなみに、フライトスクールの費用は別予算ですが、総額で100万円以内に収
まる予定です。日本でとると、最低でも500万円以上かかるということなので、
これも、だいぶちがいますね。

お金がないというのを言い訳にして、いつまでも同じ生活を続ける人がいます
が、日本人の平均収入は、世界水準から見れば、まだまだとっても高いです。

一生分のお金を稼いでからのんびりしようという人が日本人には多いけど、一
生分稼ぐ前に死んじゃったらどうするんだろう?

お金は車を走らせるためのガソリンのようなもので、当面必要なだけの量と、
無くなったときの補給手段さえ確保していればいい。最低限の保険は必要だけ
ど、もし途中で事故にあったらどうしようとか、あんまり考えすぎると身動き
できなくなる。私は、そう考えるようにしています。

一生分のガソリンを予め買ってしまう人はいませんよね?それと同じです。

■一歩外へ

ほとんどの日本人は、日本国内でその一生を終わります。それがいけないこと
だとは言わないけれど、私はもったいないことだと思います。

もっと言うと、(言わない方がいいかもしれないけど、敢えて言ってしまうと)
哀れにすら感じます。

一度きりの人生、どうせならいろんな景色を見たいじゃないですか?
バンクーバーに限らず、世界には、もっともっと住みやすいところがいっぱい
あるはずなのに…。

もちろん家庭の事情や、仕事の都合もあるでしょう。金銭的な問題もあります。
でも、多くの場合、そんなのは言い訳です。

その気さえあれば、もっと多くの日本人が海外に出ているはずです。
多くの日本人をその気にさせず、日本に留まらせる原因は何なのか?

私は言語の問題が非常に大きいと考えます。

まわりの人が全部日本人で、日本語の情報だけに依存していると、小さく内側
に向かってまとめられてしまうような気がしてなりません。

テレビやインターネットでは、海外の様子が日本語で伝えられています。でも、
それは、日本人によって加工された情報であり、質的にも量的にも限られたも
のです。

1週間くらいの海外旅行から帰ってきて、「あーやっぱり日本が一番」なんて
言ってませんか?これも、テレビで海外旅行の特集を見て満足してしまうのと
大差ないです。

そんな限られた情報だけで満足して、もっと他のすばらしい選択肢が存在する
ことにすら気がつかないまま一生を終える。…哀れでしょ?

日本人以外の人たち、とくに、欧米人と中国人の多くは世界を舞台に生活して
います。といっても、世界を飛び回るエリートビジネスマンという意味ではあ
りません。

たとえば添削担当のPeterがそうです。イギリスは住みにくいと言ってカナダ
に移り、バンクーバーの冬は住みにくいと言って、東南アジアへ。ふつうの日
本人と比べても、決して裕福なわけではないのに、世界中を自由に旅しながら
楽しく生活している。

A:小さな島国の中でごそごそとひしめき合っている生き方
B:世界中を気分に合わせて自由に渡り歩く生き方

あなたは、どちらのコースがお好みですか?

誤解しないでほしいのは、べつに日本を捨てて外国に移民しろとか、ほとんど
お金を持たずにバックパックひとつで世界をまわれとか、そんな話をしている
のではありません。単に選択肢というか、フィールドをもっともっと広げた方
が楽しいよと言いたいだけです。

だから、いろいろ見てみて、最終的に日本がいいなあというのは大いに賛成で
す。正直、今私は少しだけ日本に帰りたい気分です。つるつるの讃岐うどんと、
分厚い鉄板で焼いたお好み焼きが食べたい。温泉にも入りたいし、日本の本屋
さんにも行きたい。ヨド○○カメラで新しいデジカメも買いたい。

・・・でも、それは唯一の選択肢ではなく、あくまでも、無数に選べる選択肢
の中のひとつにしておきたい。そんなふうに考えます。

■実はたいした問題ではない

とはいうものの、今すぐ外国に行こうというのは多くの場合、無理ですね。
お金のこと、仕事のこと、家族のこと、他にもいろいろあるはず。

でも、新しいフィールドを開拓するために、お金を貯めたり、手に職をつけた
り、いろいろ情報を集めたり、英語の練習をしたり、そういう準備期間は、そ
れはそれで楽しいものです。

目的もなく毎日だらだら働くのとは全然違ってくるし、
TOEICのスコアアップをめざして無味乾燥な勉強を続けるのとも、全く次元の
違う話です。

やっぱり、モチベーションがしっかりとしていないと、やる気が出ません。

それから、先ほど言語の問題が大きいと言ったけど、特に英語について言えば、
実はそれほどたいした問題ではありません。

なぜなら、このメルマガを読んでいる方のほとんどは、すでに十分すぎるほど
英語を勉強して、必要な知識は持っているはずだから。

単語を知らないと悩んでいる方でも、1から100まで英語で数えられない人
はいないでしょう?あなたに足りないのは、英語の知識ではなく、英語を使っ
た経験だけです。
経験が足りないなら、英語をガンガン使って経験値を上げるしかないですね。

では、英語の経験値を上げるにはどうしたらよいか?

インターネットがあるじゃないですか。ほんとうに便利な時代です。
文字通り、クリックひとつで世界とつながれる環境が既に整っています。

英語を使う気にさえなれば、いつでも使える状況。
こんなに恵まれた状況にありながら、それでもあなたは日本語だけの閉じた世
界で満足してしまうのですか?
あーもったいない。

もしかして、インターネットで英語を使えと言われても、具体的にどうしたら
いいのかわからない?

だったら、まずは↓これですよ。

「毎日かかさず英語でブログをつけよう!」←これだけ(46回目)

つべこべいわずに英語でブログをはじめてみる!
それだけで、最初の一歩が踏み出せます。簡単でしょ?

■編集後記-------------------------------------------------------------

百式という人気サイトがあります。( http://www.100shiki.com/
ハイテク関連を中心に海外のいろんなアイデアを日替わりで紹介してくれます。
そこの管理人さんが、ブログで海外進出しました。すごーい。

 http://www.ideaxidea.com/archives/2005/10/post_44.html

彼の感想です↓。

> ブログを通じて世界とつながれた感覚がとてつもなく楽しいですね。
> いまさらながらブログってすげぇ。」

ほんとに、この「世界とつながる感じ」が英語ブログの醍醐味だと思います。

実は、裏でちょっとだけ、添削サービスが活躍しています。

 http://eigodeblog.com/archives/service/

さあ、みんなで後に続いて、英語のブログで世界進出だ♪

■編集後記その2-------------------------------------------------------

英語ブログを立ち上げた人全員に個別に送ると言った家庭訪問メールですが、
フライトテストの準備が忙しくて今週は全然書けませんでした。でも、必ず送
りますので、まだ届いていない人は、首を洗って待っていて下さい♪

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