各ステップごとのつまずきポイント

これからあなたが「英語ブログ→添削→音読」の方法を進めていく際に、きっと感じる疑問やつまずいたときの回避方法を先回りしてざっくりとまとめました。
私自身の英語ブログ経験(2004〜2011まで公開、以後非公開)と、10年に及ぶ「大人の英語添削サービス」の運用経験から得られたコツです♪

  1. 興味のあることについて英語で書く(英語ブログがおすすめ)
  2. 添削を受けて間違えたところをチェック、疑問点があれば質問して解決
  3. 添削済みのエラーフリーな英文を音読して自分の言葉としてなじませる

1〜3を一定のペースで繰り返す(はじめのうちはできれば毎日)

以下の説明は、一気に読んでもきっと消化不良を起こします。読んだだけでやった気になるのは最悪。それよりも最初は、実際に英語ブログを始めることを優先して下さい。実際にスタートした後で、つまずいたり迷ったりしたときに、ここの説明に戻って来るというのが正しい使い方です。

1. 興味のあることについて英語で書く

  • 英作文なんてできるわけがない?
    英語を書けと言われて途方に暮れる人がいる。何年も英語を勉強してきたはずなのに、英作文の練習がまったく抜け落ちていたということだろう。ならば今からでも練習を始めればいい。まずは頭の中にある、限りある単語や構文を総動員して、辞書を引き倒して、言いたいことを一連の英文に組み上げてみること。やってみると予想以上にできることに気づくはず。そしてなぜだか楽しい気分に。間違えることを恐れず、間違えを出し切るくらいのつもりで続ければ、どんどん書けるようになる!
    (→「日本で英作文や添削が流行らない身も蓋もない理由」:後日公開予定)

  • 書くことがない、ネタに詰まったとき
    そんなときは写真を撮って英語のキャプションを付けてみては?一枚の写真をきっかけにして書きたいことが浮かんでくるはず。キャプションに限らず、その写真をきっかけにして浮かんできたエッセイでも物語でも、ときには写真と直接関係のない内容でもなんでもOK。あとで読み返すときも、写真がキーとなって書いたときのことを思い出しやすい。試験や反省文ではないのだから、他人に決められたテーマでわざわざ書くことのハードルをあげる必要はない。
    (→「英語ブログのすすめ1(はじめ方編)〜今から30分で英語ブログを立ち上げよう」)

  • どう書けばいいのかわからない!
    言いたいことを思うように英語で表現できないとき、表現に行き詰まったら辞書を読むのが基本。でも、それ以上に頼りになるのがGoogle先生。「自分の書こうとしている英文は世界のどこかで既に誰かが書いているはず。」それをググって(Google検索で)見つけ出せ!ぴったりな表現を探す過程で大量の英文を斜め読みすることになるが、目的を持って英語を読むのは、与えられたテキストを漫然と読むよりもはるかに楽しく、集中しやすい。そしてこのような読み方の方が実生活で役に立つ局面も多い。
    (→「Googleコーパスを英語の先生として活用する方法」)

  • どこに書くか?
    書いた英語はあなたにとって貴重な財産。散逸しないように一箇所にまとめておく。継続して英語を書くために、容れ物としての英語ブログをはじめよう。毎日書いていれば、歯磨きと一緒で書かない方がむしろ気持ち悪くなる。あとで読み返すのもすごく楽しい♪ただし、書きたいことを遠慮無く書くためには、匿名か非公開でコッソリ始める方がいいかも。
    (→「英語ブログのすすめ1(はじめ方編)〜今から30分で英語ブログを立ち上げよう」)

  • なぜ今さらブログなのか?
    SNS全盛の時代になぜ今さらブログなのか?一時のブログブームは終わったけれど、SNSとブログは相反するものではない。たとえて言うなら、SNSは付箋紙にメモを書いて人に配るようなもの。一方のブログはノートに文章を書き綴っていくようなもの。英語を書く練習用としてはノートの方が具合がよい。
    (→「なぜ今さらブログなのか?」:後日公開予定)

ちなみに「大人の英語添削サービス」では・・・
完全フリーテーマ、サイズも実質無制限なので、書きたいことを好きなだけ書いて添削を受けられます。添削を受けた英文は非公開のブログ形式で蓄積され、原文と添削分を左右対照形式でいつでも見直せます。「もっとうまい表現はないか?」Google先生に聞いても見つからなかったときは、ネイティブスタッフに質問できます。

大人の英語添削サービスの紹介
新規申込(有料)

2. 添削を受けて間違えたところをチェック、質問して解決

  • だれに添削してもらうか?
    添削をお願いするときにどんな人にお願いすればよいか?考えられる条件は以下の3点。
    (1)英語を母語とするネイティブであること。
    (2)一定のペースで安定した添削ができること。
    (3)余計な遠慮や気兼ね無しにどんな内容でも添削を依頼できること。
    ・・・ネット上で(1)を満たす人とコンタクトをとるのは容易だが、(2)を満たす人はなかなか見つからない。もし知人友人にネイティブがいても(3)が問題になる。添削は忍耐を伴う作業なので無料にこだわると長続きしない。
    (→「無料文化の落とし穴、ボランティアは倍返しが基本」:後日公開予定)

  • 添削結果の確認方法
    書いた英文はなるべく早く添削してもらい、添削箇所をひとつひとつ検証する。もし、納得の行かない添削箇所があったら必ず質問して納得する。ただし、英文法よりもネイティブの意見を優先する。(特に、冠詞や前置詞の使い方)質問してもどうしても納得できない違和感が残るときは、違和感がなくなるまで繰り返しその文章を音読してまるごと飲み込んでしまう。
    元の英文を自分で添削し直してみるのも効果的。

  • 間違いは繰り返してもいい
    同じ間違いを繰り返すのは恥ではない。「もう二度と同じ間違いは繰り返せない!」などと固く考えると続けるのが辛くなる。間違いを繰り返し修正することで次第に間違いが減って正しい英文を書けるようになるもの。添削されて間違いに気がついたら、「しまった!」と後悔するくらいで充分。

ちなみに「大人の英語添削サービス」では・・・
現在はカナダ人のPeterと英国人のJennieが中心になって精力的に添削を担当しています。二人とも添削実績数百万ワードの超ベテランです。元の英文と添削後の英文を左右対対照表示で確認しながら、添削箇所を赤くハイライト表示したり消したりできます。添削結果に疑問・質問があったらQ&Aボタンで添削担当のネイティブスタッフにその場で質問できます。Q&Aの履歴は対話形式でいつでも見直し可能。

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3. 添削済みの英文を音読して自分の言葉としてなじませる

  • 音読は気持ちのいいもの
    英語を書くのと音読するのでは、使っている脳の場所がぜんぜん違うのを実感。交互に繰り返すことで脳がバランスよく働く感じ。英作文に疲れたら音読、音読に疲れたら英作文という繰り返しでどこまでも行けそう。

  • 自分の書いた英文をゆるく暗唱
    もともと自分の書いた英文なので、言いたいことは誰よりもよくわかっているはず。他人の書いた英文を無理やり暗誦するのとは疲れ方がぜんぜん違う。原稿を目の端でちら見しつつ、書いたときのことを思い浮かべながら音に出す感じ。一語一句完全に再現する必要はなく、多少のアドリブもまぜていい。スピーチの練習方法としても最適。

  • ネイティブの音読を録音して真似する
    添削済みの英文をネイティブの人にナチュラルスピードで音読してもらい、それを口真似するのがいい。カラオケの練習と同じ。RとLの違いとか細部の発音を気にするのもいいけど、それ以上にイントネーション(抑揚)の大切さが身を持ってわかるはず。自分の口で再現できる音は必ず聞き取れるようになるので、リスニングの練習としても効果的。ネイティブの手配が難しいときは次善の策として最近の機械音声に頼るという手もある。

ちなみに「大人の英語添削サービス」では・・・
添削済みの英文をネイティブスタッフが音読して録音したものを添削結果のページで再生&ダウンロードできるサービスを試験提供中です。(ただし添削と同等の枚数のチケットが別途必要。250ワードの英文の場合、添削に1枚、音読に1枚、合計2枚のチケットが必要です)

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1〜3を一定のペースで繰り返す(できれば毎日)

  • とにかく始める
    もしこのページを見てやる気が湧いたら、気分が盛り上がっているうちに英語ブログを立ち上げ、最初の英文を書き上げてしまうところまで進めてしまうのがいい。はじめからブログのデザインとかこだわり過ぎるのは本末転倒。英語ブログの立ち上げから最初のエントリーまで、とにかく一気に行ってしまえば、その後がとても楽になる。

  • 無理の無いペースを守る
    マラソンと同じで、始めにダッシュしたら後が続かない。どんなに英語ブログが楽しくても、はじめから無理はせずに持続可能なペースを守ること。

  • 一週間続ける
    少なくとも始めの一週間は毎日続けて習慣にする。キツすぎて一週間も続けられそうにないと感じたら、字数を減らすなり時間を区切るなりして、負荷を落とす。一週間も続ければ、次の週ははるかに楽になるはず。

  • 長続きのコツ
    仕事や趣味で特定のテーマを持っている人のブログは続きやすい傾向がある。また、時事ネタに対するコメントなど、毎日変化するテーマも続きやすい。テーマというと大げさに聞こえるが、たとえば毎日の食事について写真付きでコメントするだけでも充分に楽しく続けられる。

  • マンネリ化対策
    「しばらく続けてみたが、同じようなことばかり書いていてマンネリ化してしまい、英語力の進歩も止まってしまった気がする。」そんなときは、書く際の条件をいろいろ変えてみるのがよい。たとえば、(1)制限時間を設ける。(2)辞書を使わないことにする。(3)必ず使わなければいけない単語を設定する。など。

  • 中断してしまったら
    一度中断してしまうと、再開するためにはかなりのエネルギーが必要。だから可能な限り中断させないようにするべき。それでも中断してしまったら、以前に書いたことにはとらわれずに気分を一新して改めて始める方が楽。場合によってはブログも新しく立ち上げ直したほうがいいかもしれない。

ちなみに「大人の英語添削サービス」では・・・
STAT機能により、あなたの利用状況を自動的に統計処理して、月別のワード数など、様々な尺度で進捗状況をお知らせします。また、単語ごとに使用頻度をカウントし、中学必修単語リストなどとマッチングすることにより、あなたにとっての使える単語と不得意な単語が簡単に把握できます。続けるためのモチベーションとしてご利用下さい。経済的にも無理なく続けられるようにシステムの運用コストと広告費用を抑制し、低目の料金設定にしています。また、ペースの早い方には継続プレゼントによるチケットの優遇、ペースが遅くて有効期限が切れてしまった場合でも延長対応でカバー。中断後の再開の際にも、使い残しのチケットが無駄にならない仕組みになっています。

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#. あとは使うだけ(後日公開予定)

  • 声のボリュームを意識して上げる

  • 海外旅行は欧米以外

  • 語学留学よりも…


絶対に失敗するパターン

ここまで読んで具体的な行動をなにひとつ起こさない人は、この先も今までどおり英語が使えないままです。もし少しでも「この方法はいいかも♪」と感じたのなら、どうか今すぐ行動に移して下さい。
時間が経つと、せっかくのやる気もどんどん弱まってしまい、これから先、今以上のやる気が湧いてくる可能性はもうありません。
「やるなら今しかねぇ〜♪」「明日ヤロウは馬鹿野郎」です!

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